昨年末の慰安婦を巡る韓日間の合意に基づいて、慰安婦被害者に対して慰労金1億ウォンずつ支給される見通しですが、慰安婦被害者らは受け取りを拒否することにしました。
慰安婦被害者のための施設「ナヌムの家」の関係者は30日、慰安婦被害者5人、被害者の家族3人、遺族5人が会合した結果、慰安婦5人、遺族1人が慰労金を受け取らないことで合意したとしました。
被害者らは、慰労金はあくまでも慰労金で、日本政府が責任を認めた上で支給する賠償金ではないとして、慰労金の受け取りを拒否することにしたということです。
日本政府は31日、昨年末の合意に基づいて、慰安婦被害者支援のための「和解・治癒財団」に10億円を拠出する予定です。
10億円を拠出することで、昨年12月28日の韓日間の合意に基づいて日本側が実行すべき措置が事実上終わります。