慶尚南道（キョンサンナムド）巨済（コジェ）で確認されたコレラ患者3人は、全員同じコレラ菌に感染したことがわかりました。
疾病管理本部が1日、明らかにしたところによりますと、3人のコレラ患者のコレラ菌についてDNA指紋を解析した結果、遺伝子型が同じだったということです。
3人が全員、同じ地域で同じコレラ菌に感染したため、巨済地域沿岸で獲れた海産物の摂取によりコレラが拡散した可能性がさらに高まりました。
今回発生したコレラの原因はまだ明確にされていませんが、専門家たちは、南海岸の水温が例年よりおよそ6度上昇したことでコレラ菌の活動が活発になった可能性が高いと予想しています。
疾病管理本部は、巨済地域の海水検査を持続的に行う一方で、原因究明のための追跡調査を強化するとしています。