最近、釜山で発生した4人目のコレラ患者は、フィリピンで感染した可能性が高いことがわかりました。
疾病管理本部が5日、明らかにしたところによりますと、4人目の患者のコレラ菌についてDNAを解析した結果、これまで確認された3人のコレラ患者とは遺伝子型が一致しなかったということです。
さらに疾病管理本部は、4人目の患者の場合、2005年にフィリピンで感染したコレラ患者の遺伝子型と93%一致したため、国内ではなく、フィリピンで感染したものとみられると説明しました。
韓国では、15年ぶりに慶尚南道(キョンサンナムド)巨済(コジェ)でコレラ感染者が発生しています。
保健当局は、感染源を特定するため、巨済沿岸の海水や飲食店、水族館などを対象にコレラ菌があるかどうかについて検査を行っています。