幼少年人口減少、高齢人口増加の傾向が続いています。
統計庁が7日に発表した「人口住宅総調査」によりますと、14歳以下の幼少年人口は691万人で、全体の人口に占める割合は13.9%でした。
2010年の前回調査に比べて2.3ポイント減少しました。
これに対し、65歳以上の高齢人口は657万人、全体の人口に占める割合は13.2%で、前回調査より2.3ポイント増えました。
主要国の高齢人口の割合を見ますと、日本26.3%、イタリア22.4%、ドイツ21.2%、フランス19.1%、イギリス17.8%、アメリカ14.8%などとなっています。
また、高齢化の尺度になっている中位数年齢は41.2歳で、初めて40歳を超えました。
一方、一人世帯は520万3000世帯で、全体の世帯数に占める割合は27.2%でした。
一人世帯の割合は2010年23.9%から3.3ポイント増加しました。