飛び降り自殺をする人が多く、「自殺の橋」とも呼ばれているソウル「麻浦(マポ)大橋」で、欄干の高さがこれまでより1メートル高くなります。
ソウル市が、飛び降り自殺を防ぐために取る措置で、麻浦大橋の欄干の高さは現在1.5メートルですが、その上にワイヤーやローラーを使って高さ1メートルの欄干をさらに設置するということです。
欄干に設置されている自殺を思いとどまるよう訴えるメッセージや、橋にある展望台に設置されている、自殺しようとする人とそばで説得している人を表す銅像はそのまま維持されます。
ソウル市は、12月までに施設の設置を終え、さらに、ほかの橋への設置を慎重に検討していくとしています。
「世界で最も美しい橋」であると同時に、世界一飛び降り自殺の多い建造物という不名誉な記録を持つサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジでも、 金網設置工事が、2020年の完成を目指し、進められています。