経済
消費財の3割が輸入品 6年間で10%増える
Write: 2016-09-10 14:48:02 / Update: 2016-09-10 14:48:02
韓国で日常的に使われている消費財のうち、およそ3割が輸入品であることがわかりました。
統計庁が9日、公表したところによりますと、ことし4月から6月までの3か月間に、国内の消費財に占めた輸入品の割合は28.8%でした。これは6年前と比べて10ポイント増えています。
また国産と輸入品の供給はいずれも増加していますが、去年の同じ期間に比べての増加率は、国産が2.6%、輸入品が17.5%で、輸入品の伸び率が国産をはるかに上回っています。
業種別にみますと、自動車や食料品などは、国産と輸入品の伸び率がほぼ同じですが、衣類や皮製品、靴、機械などで輸入品の割合が国産をはるかに上回り、著しい伸び率を示しています。
こうした結果について、専門家は「国産の消費財の供給が増えたことは、国内の消費者の購買力が向上したことを意味する。しかし、輸入品の伸び率が顕著で、いくつかの業種では今後、輸入品が国産に取って代わる可能性もあるため、新しい戦略が必要だ」と指摘しています。
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