ことしの夏、韓半島は台風の影響をまったく受けていないことがわかりました。
気象庁が1981年から2010年までの台風のデータを分析したところによりますと、全世界の台風の発生数は年平均で25.6個で、このうち、韓国に影響を与えたものは3.1個でした。
今年についてみてみますと、7月1日から9月11までの間に発生した台風は13個でしたが、韓半島に影響を与えた台風はなかったということです。
1981年以来、韓半島が台風の影響を受けなかったのは、1988年と2009年の2年だけでした。
これについて気象庁は、「北西太平洋の海面水温が高くなっているため台風の発生数が減少しているものの、9月中は韓半島にも影響を与える台風が発生する可能性があるので、注意が必要だ」と説明しています。