メニューへ 本文へ
Go Top

社会

学校などでの結核感染 3年間で2.22倍に

Write: 2016-09-12 10:18:18Update: 2016-09-12 10:18:18

学校などでの結核感染 3年間で2.22倍に

保育施設や学校、軍部隊などの施設で、ここ3年間、結核の感染が2.22倍増加したことがわかりました。
疾病管理本部によりますと、2015年現在、保育施設や学校、軍部隊、医療機関など、大人数が長時間滞在する施設で発生した結核の感染は7250件に上り、2013年に比べて2.22倍増加しました。
結核の感染拡大が確認された場所で見ますと、「保育施設や学校」が5665件でもっとも多く、続いて、「社会福祉施設」、「医療機関」、「軍部隊」などの順でした。
また、このうち、医療機関で結核に感染した患者600人を対象に、感染拡大の実態調査を行ったところ、患者と接触したことによって、結核に感染した人は139人、結核菌が体内に潜伏している状態になった人は2950人に上りました。
これについて専門家は、「結核菌が体内に潜伏している場合は、早めに適切な治療を受けることで結核の発症を90%以上予防できる。結核の感染拡大を防ぐためには、結核菌が体内に潜伏している状態の人に対しても、国レベルの検診や治療の支援を行う必要がある」と指摘しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >