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経済

高齢者の所得格差 OECD加盟国中2番目

Write: 2016-09-12 10:18:53Update: 2016-09-12 10:18:53

高齢者の所得格差 OECD加盟国中2番目

韓国の65歳以上の高齢者の所得格差は、OECD=経済協力開発機構の加盟国のなかで2番目に大きいことがわかりました。
所得格差はジニ係数で表します。ジニ係数が1に近ければ近いほど所得格差が大きいことを意味し、0.4を超える場合は格差が非常に大きいことと見なされます。
韓国労働研究院によりますと、韓国の65歳以上の高齢者では、ジニ係数は0.422で、チリの0.428に次いで2番目に高かったということです。
一方、18歳から64歳までの生産年齢人口のジニ係数は0.28で、アメリカやイギリス、ドイツ、フランスなどを下回っているということです。
これについて韓国労働研究院は、「65歳以上の高齢者の労働者の37.1%が最低賃金を下回る給料で働いている一方で、かつて公務員や教諭、軍人などとして働き、比較的に高額の年金を受け取る高齢者もいるため、高齢者の所得格差が拡大しているものとみられる」と分析しています。

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