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社会

韓国南東部で地震 月城原発は運転を停止

Write: 2016-09-13 13:19:58Update: 2016-09-13 13:19:58

韓国南東部で地震 月城原発は運転を停止

韓国南東部の慶州(キョンジュ)付近で12日夜に起きた2回の地震を受けて、 慶州市にある月城(ウォルソン)原子力発電所では運転を停止し、点検作業が行われています。
韓国の原発運営会社、韓国水力原子力によりますと、地震対応マニュアルにもとづいて月城原発の1~4号機を停止し、点検作業を行っているということです。月城原発の震源からの距離は、およそ28キロです。
地震の発生により原発の運転を停止したのは初めてです。
同じく慶州市にある新月城(シンウォルソン)1、2号機は、地盤の特性が月城1~4号機とは異なるため、停止していないということです。
韓国水力原子力は、12日午後8時33分から、危機警報レベルの最高段階である「A」を発令しました。危機警報レベル「A」は、発電所から近い内陸部でマグニチュード5.0以上の地震が発生し、設備に被害が発生するおそれがあるときに発令されます。
韓国水力原子力側は、古い原発はマグニチュード6.0~6.5の地震にまで耐えられるように設計されており、新古里(シンコリ)原発など、最近建てられた原発は、マグニチュード7.0にも耐えられるように耐震設計が施されていると説明しています。
また、地震自動検出設備も設置されており、マグニチュード5.8~6.4以上の地震が感知されれば、運転を自動停止するようになっていますが、今回の地震で自動検出設備が作動し、運転を自動停止した原発はないということです。

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