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経済

三星副会長が取締役就任へ 経営の前面に

Write: 2016-09-13 13:20:30Update: 2016-09-13 13:20:30

三星副会長が取締役就任へ 経営の前面に

三星電子は12日、取締役会を開き、李健熙(イ・ゴンヒ)会長の長男である李在鎔(イ・ジェヨン)副会長を取締役に選任するため、来月27日に臨時株主総会を開催することを決めました。
臨時株主総会で選任が決まれば、李副会長はその日から取締役に就任し、経営の前面に立つことになります。
李副会長は、1991年に入社、2007年に専務、2012年に副会長に就いていますが、取締役に就任したことはありません。
韓国では大企業グループの創業家が、商法上の経営責任を負う取締役に就かないまま事実上、経営を手がけるケースが少なくなく、李副会長が取締役に就任することは、経営の前面に出るのを前に責任を明確にする意図とみられています。
三星電子の取締役は現在、権五鉉(クォン・オヒョン)副会長など4人で、李副会長の選任に合わせて最高財務責任者を務める李相勲(イ・サンフン)社長が取締役を外れることになります。
三星電子は、「李健熙会長がおよそ2年前から病床にあるなか、事業再編や企業文化の革新などを推し進めるために、李在鎔副会長の経営参加をこれ以上遅らせることはできない」と説明しています。
三星電子は、李副会長が取締役に就任しても、会長には昇進しないと説明していますが、今回の人事を、グループの経営権の承継として捉える見方が強くなっています。

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