ソウルの漢江で、モーターボートによる水上タクシーの営業が、来月、およそ2年半ぶりに再開します。
水上タクシーは、ソウル市が漢江南側のオリンピック道路の渋滞対策として、2007年から取り入れたもので、ラッシュアワーの時間、6人乗りから8人乗りのモーターボートが漢江の南岸チャムシルとヨイド、北岸のトゥッソムとヨイドの2つの区間を10分で結びます。
しかし利用客がさほど多くなく経営難が続いていましたが、2014年春のセウォル号沈没事故をきっかけに運行を中止していました。
ソウル市は運営業者をセウォル号の船会社「清海鎮海運」から別の会社に変え、およそ2年半ぶりに運行を再開することにし、船着場の変更などを行っています。
料金は10年前の片道5000ウォンより高くなるものとみられています。
ソウル市は最近、チャムシルで大規模なマンションの建設が進み、ソウル市が運営しているレンタル自転車の利用者が増えていることから、モーターボートの利用客は増えるものと期待しています。