政府と与党セヌリ党は、12日に観測史上最大規模の地震が発生した南東部の慶州を特別災害地域に指定する方向で検討を進めることにしました。
与党セヌリ党は18日に開かれた政府・与党懇談会で、慶州を特別災害地域に指定することを要請、これに対して、国民安全処の関係者は、特別災害地域指定は被害総額が75億ウォンを超えるときに可能だとしたうえで、迅速に被害調査を終え、条件が充足すれば、特別災害地域に指定するとしました。
慶州では12日夜、 観測史上最大規模のマグニチュード5.8の地震が発生しましたが、地震の規模に比べて被害は大きくありませんでした。
特別災害地域に指定されると、政府による復旧支援ほか、被害を受けた住民については税の減免や納税期間の延期などの措置が取られます。