失業期間が6ヶ月以上の長期失業者が増えています。
統計庁が21日に公表したまとめによりますと、先月末時点で6ヶ月以上の長期失業者は18万2000人で、1年前に比べて6万2000人増えました。
長期失業者数は2014年以降、前の年の同じ月に比べて、月1~2万人増えていましたが、去年5月以降は3~4万人、ことし7月には5万1000人、8月には6万人以上増えました。
全体の失業者に占める長期失業者の割合も増えていて、先月は18.3%で、1999年9月以降、最大となりました。
全体の失業者に占める長期失業者の割合は2010年以降7~8%台を維持していましたが、去年5月に10%を超え、ことし7月には10%台後半まで拡大しました。