内需拡大や観光の活性化を目指して、大規模なショッピング観光フェスティバル「コリア・セール・フェスタ」が今月29日から始まります。
産業通商資源部、文化体育観光部、大韓商工会議所などからなる官民合同推進委員会は21日、会議を開き、コリア・セール・フェスタ総合計画をまとめました。
それによりますと、今月29日から来月31日までコリア・セール・フェスタが開かれ、このうち、今月29日から来月9日までの間は、特別割引が受けられるセールが、残りの期間には、外国人向けの観光プログラムや全国55か所での地域文化フェスティバルなどが行われるということです。
ことしのフェスタは、三星電子、LG電子、現代自動車など、家電、自動車、化粧品、洋服、家具などの製造業者や流通業者168社が参加し、去年より大きな規模で開催されます。
政府は関係業界と協議し、国内外の送料や流通業者が支払う手数料などを低く設定することで、割引幅を大きくし、業者の負担を軽減しながら、消費者のメリットを高めるとしています。
政府は、「去年、この行事によって内需が0.2%拡大し、GDP＝国内総生産は0.1ポイント上昇した。ことしはより規模が大きくなるだけに、効果もさらに大きくなると期待している」と話しています。