去年のはじめに行われたタバコの値上げで、主要なタバコ会社の純利益が大幅に増えたことがわかりました。
国会の企画財政委員会に所属する最大野党・ともに民主党の朴映宣（パク・ヨンソン）議員が23日、タバコ市場シェア上位3社の財務諸表を分析した結果として23日に明らかにしたものです。
それによりますと、タバコ会社のKT＆G、フィリップモリス・コリア、BATコリアの去年の当期純利益は、前の年に比べて30％以上増えました。
これに先立って、監査院は22日、タバコ税の引き上げの過程で、外資系のタバコ会社が2000億ウォンを超える脱税をしたことを摘発したことを発表しています。
朴映宣議員は、「政府がタバコの値上げを無理に強行し、庶民の負担が重くなった一方で、タバコ会社は数千億ウォンの利益を上げることができた」と指摘しました。