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社会

地震で被害の慶州市を「特別災害地域」に指定

Write: 2016-09-23 13:28:31Update: 2016-09-23 15:08:31

地震で被害の慶州市を「特別災害地域」に指定

地震で被害を受けた南東部の慶州(キョンジュ)市が「特別災害地域」に指定されました。
慶州市では12日、韓国の観測史上最大規模となるマグニチュード5.8の地震が発生し、48人が負傷し、建物の破損など4438件の被害届がありました。
韓国で地震被災地が特別災害地域に指定されるのは初めてです。
特別災害地域は、大規模な事故や自然災害などで被害を受けた地域の緊急復旧支援のため、法律にもとづいて大統領が指定するもので、被害額が75億ウォン以上となった場合が対象となります。
当局による調査の結果、これまで把握された被害規模は、75億ウォンを超えています。
特別災害地域に指定されたことで、慶州市の復旧に必要な費用の最大70%は国庫から支給されます。被災者の心理的ケアや施設復旧への支援も拡大され、住宅が損壊した被害者には支援金が支給されます。
住宅損壊に対する支援金は、規定上、半壊以上から支給されますが、今回は地震被害という特殊性を踏まえ、半壊ではない場合でも100万ウォンを支援するということです。全壊は900万ウォン、半壊は450万ウォンが支給されます。
韓国政府は国民安全処や行政自治部、保健福祉部など関係機関による緊急復旧支援団を設置し、自治体と協力して施設復旧や被災者の心理ケアを体系的に支援する方針です。
慶州では、400回以上の余震が続いていましたが、22日午前6時以降は発生していません。

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