ソウル地下鉄の組合が、成果年俸制導入などに反発して27日にストライキに入ることを決め、ダイヤが乱れる恐れが出てきました。
地下鉄1号~4号線を運営するソウルメトロのソウル地下鉄労働組合とソウルメトロ組合は22日、組合員8663人を対象にストライキの賛否を問う投票を行った結果、83.05%が賛成したため、27日にストライキに入ることを決めました。
また、地下鉄5号~8号線を運営するソウル都市鉄道公社の労働組合も、組合員5114人を対象に行った投票で66.07%が賛成し、ストライキに参加することになりました。
組合側は、政府の一方的な就業規則の変更や、成果年俸制の導入、構造調整などに反対しています。
ソウルメトロ側は、「日中は運行回数を減らすことになるが、朝のラッシュアワーには通常どうり運行できるよう代わりの人材を投入する計画だ」と話しています。