韓国のGDP=国内総生産に占める家計の負債の割合が、世界で8番目に高いことがわかりました。
国際決済銀行(BIS)によりますと、ことしの第1四半期、韓国のGDPに占める家計の負債の割合は88.8%で、去年の第1四半期に比べて4.5%ポイント上昇しました。
これは、調査の対象となった世界42か国のうち8番目に高い数値です。
韓国のGDPに占める家計負債の割合は、1962年は1.9%でしたが、2000年は50%、2002年は60%を超えるなどして大幅に増加しています。
一方、世界の主要国のGDPに占める家計負債の割合を見ますと、ユーロ圏が59%、日本66.1%、アメリカ78.4%などとなっています。