現代自動車労働組合が26日、全面ストライキに入り、蔚山、全州、牙山工場で生産ラインがストップしました。
現代自動車労働組合の全面ストライキは12年ぶりです。
現代自動車の労使は先月、賃金5万8000ウォンの引き上げ、成果給350%支給などで暫定合意しましたが、労働組合員による投票で否決されました。
労働組合は会社に対して、追加の賃上げ案を提示するよう求めていましたが、23日の26回目の交渉まで会社側は追加の案を提示しませんでした。
労働組合は30日まで、毎日6時間ずつストライキを続けることにしています。
会社側は、暫定合意が組合員の投票で否決されたからといって全面的なストライキに入るのは無理があるとし、ストライキは現代自動車だけでなく多くの協力会社の被害につながり、地域経済にも悪影響を及ぼすと指摘しています。