ソウル中央地検は26日、韓国ロッテグループのトップ、辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長の拘束令状を裁判所に請求しました。
日本のロッテホールディングスの副会長も務めている辛東彬氏は、海外企業のM&Aで系列会社に損失を負わせたり、裏金づくりに関与した疑惑が持たれていて、検察は今月20日に辛東彬氏を召喚して事情聴取していました。
裁判所は28日にも辛東彬氏に対する令状審査を行い、拘束の是非を判断する見通しです。
辛東彬氏は、系列会社に損失を負わせたとする疑惑について、経営上の判断で、故意に損失を負わせたものではないとして、疑惑を否定しています。