三星電子はバッテリーの不具合が生じた新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」について、アメリカや韓国などでリコールを実施していますが、これまで販売分の60%以上について新しい製品への交換を終えたということです。
三星電子は8月に「ギャラクシーノート7」を発売しましたが、バッテリーが発火するなどの不具合が生じ、9月2日に販売を中止、世界10カ国でリコールを実施することを決めました。
三星電子によりますと、各国ですでに販売された「ギャラクシーノート7」は250万台余りです。
三星電子は各国で新しい製品への交換を進めていますが、アメリカと韓国では60%程度が交換を終え、ヨーロッパでは57%、シンガポールでは80%が交換を終えました。
三星電子は10月28日から各国で「ギャラクシーノート7」の販売を再開するとしています。