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社会

ソウルの地下鉄労働組合 ストライキ終了へ

Write: 2016-09-29 17:54:49Update: 2016-09-29 18:51:50

ソウルの地下鉄労働組合 ストライキ終了へ

ソウルの地下鉄労働組合が、ストライキ3日目の29日、ストライキを終了することを決めました。
ソウルメトロやソウル都市鉄道公社の労使は、29日午後2時、争点になっていた「成果年俸制」の導入問題などについて集団交渉を行った結果、合意に達しました。具体的には使用者側が労働者側の要求を受け入れ、政府がソウルメトロなどの公共企業に勧告している成果年俸制を、労使が合意する前に一方的に導入しないことで一致しました。
これを受け、ソウルの地下鉄労働組合は29日午後6時にストライキの終了を公式に宣言し、30日から地下鉄の運行が正常化されます。
一方、釜山地下鉄労働組合はストライキを継続するとしています。また、韓国の二大労働組合である民主労総と韓国労総も、成果年俸制の反対集会を続けていく方針です。
これまで、公共部門の給料は、勤続日数に比例して自動的にあがる仕組みになっていましたが、政府は労働市場の柔軟化を図るとして、成果によって給料が支給される「成果年俸制」を導入することを決め、これまでおよそ120の公共企業で成果年俸制が導入されています。
労働界は、成果年俸制には成果が低い人を解雇しやすくなるという問題があると指摘、さらに政府が労働者との合意なしに一方的に成果年俸制を導入することに反発しています。

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