中国の建国記念日、国慶節(10月1日)の連休に、韓国を訪れる中国人観光客が増え、韓国の航空会社の韓国と中国を結ぶ路線がほぼ満席となっているもようです。
航空業界が30日、発表したところによりますと、大韓航空の場合、今月24日から来月10日までの間の、韓国と中国を結ぶ路線の航空券の予約率が、去年の国慶節の連休に比べて2.7ポイント増加して、89.4%に上っているということです。
アシアナ航空は今月30日から来月3日までの中国出発、韓国到着の航空券の予約率が88.7%に上っていて、なかでも北京、上海それぞれと韓国を結ぶ路線は、満席だということです。
帰国便となる10月6日から8日までの韓国出発、中国到着の航空券の予約率は89.2%となっています。
済州(チェジュ)航空の場合も、今月30日から10月5日までの中国出発、韓国到着の航空券の予約率が99%と、ほぼ満席です。
韓国観光公社と観光業界によりますと、ことしの国慶節の連休には、去年の20万人を上回る最大で24万人の中国人観光客が韓国を訪れる見込みだということです。
国慶節の連休の間に韓国を訪れる中国人観光客は、2010年には5万7000人でしたが、年々増え続けています。