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経済

りんご 猛暑で豊作に

Write: 2016-10-04 11:07:24Update: 2016-10-04 11:07:24

ことしの夏は猛暑が続きましたが、日照時間が長くなり、りんごは豊作となりそうです。
ことしの全国のりんごの生産量は、例年の平均45万トンを22%上回り、55万トンと見込まれます。
りんごの生産量が増えたのは、猛暑の炎天下で日照時間が長くなったことで、開花が早まったことや、冷害の被害がなかったことが背景にあります。
またFTAの影響で、ぶどう農家が、栽培する作物を、相対的に少ない労働力でも高い収益を上げられるりんごに切り換えたことも要因といえます。
実際、全国のりんごの生産量の60%を占める慶尚北道(キョンサンブクド)のりんごの作付け面積は去年より3%増えました。
しかし、58万トンと過去最高の豊作だった去年の生産分が残っているうえ、ことしの供給量も増えると見込まれるため、価格の低下で、農家としては、所得が減少することが懸念されます。

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