中国の建国記念日、国慶節(10月1日)の連休の海外旅行先として中国人にもっとも人気のある国は、韓国であることがわかりました。
中国国家観光局の研究機関、中国観光研究院と中国旅行サイト最大手の「シートリップ」が共同でまとめた報告書によりますと、国慶節の連休の海外旅行先として、中国人にもっとも人気のある国は韓国だったということです。
2位は、タイ、3位は日本でした。
韓国が1位となった理由としては、ショッピング、韓流、健康体験などユニークな旅行ができることや、費用対効果が高いこと、飛行時間が短いこと、ビザ発行が受けやすいことなどが挙げられました。
報告書は、今回の連休中に、海外旅行に出かける中国人は、600万人に上り、これまででもっとも多くなると見込んでいます。
また1人あたりの支出は、平均12万2700円に上るとみています。
去年の国慶節の連休に韓国を訪れた中国人観光客は、およそ20万人でしたが、韓国の観光業界によりますと、ことしはさらに増えて最大で24万人に上ると予想しています。