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社会

全国の医大生、医師ら ソウル大学病院を批判

Write: 2016-10-06 15:04:23Update: 2016-10-06 15:04:23

全国の医大生、医師ら ソウル大学病院を批判

去年11月にソウル中心部で行われたデモに参加し、警察の放水の直撃を受けて意識不明になり、先月亡くなった男性の死亡診断書について、ソウル大学病院が今月3日、内容を再検討した結果、「病死」と記入したのは主治医の判断によるもので、修正を強要することはできないと発表したことを受け、全国の医学生や医師ら1000人あまりが、ソウル大学病院を批判する声明を発表しました。
死亡した男性は警察の放水で倒れ、路面に頭をぶつけて脳内出血を起こし、ソウル大学病院で手術を受けるなど、治療を続けていましたが、先月25日に死亡しました。
主治医は診断書に死亡原因を「病死」と記入しましたが、これについて批判が高まったため、ソウル大学病院は先月3日、内容を再検討した結果、ぺクさんの主治医が死亡原因を「急性腎不全による病死」と記入したのは、大韓医師協会の指針とは異なるもので、ぺクさんの死因は外部の衝撃による死亡を意味する「外因死」だとしながらも、死亡診断書の記入は主治医の判断によるもので修正は強要できないとしています。
このため一部では、診断書の作成に外部からの圧力が働いたのではないかという疑惑も出ています。
こうしたなか、全国の医学生や医師ら1000人あまりが、ソウル大学病院のあいまいな立場の表明を批判し、「外部からの圧力や回遊があっても、職業的良心を守らなければならない。診断書に職印を押した病院が誤りを正すべきだ」とする声明を出し、診断書の修正を求めました。
大韓専攻医協議会や大韓医師協会も、ソウル大学病院の発表を批判し、死因を「病死」としたのは誤りだという立場を示しています。

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