韓国が、原子力発電所の設備容量で、IAEA=国際原子力機関の加盟国中6番目であることがわかりました。
IAEAがこのほどまとめた、去年末時点の各国の原子力発電設備容量に関する報告書によりますと、韓国は2万1733メガワットで、IAEA加盟国中で6番目となっています。
アメリカが9万9185メガワットで最も大きく、次いでフランス6万3130メガワット、日本4万290メガワット、中国2万6774メガワット、ロシア2万5443メガワットの順となっています。
韓国は、特に、この30年間、原発設備容量の増加率が世界で2番目に高く、一部のヨーロッパ主要国が原発設備容量を減らす動きを見せているのとは対照的となっています。
また、OECD=経済協力開発機構の傘下にあるNEA=原子力機関の報告書によりますと、韓国は、原発による電力生産の割合が30%で、OECD加盟国平均の19%を大きく上回っています。