韓国の三星電子は7日、ことし7月から9月までの第3四半期の営業利益が去年の同じ期間に比べて5.6%多い、7兆8000億ウォンになる見通しだと発表しました。
ことし4月から6月までの第2四半期は、9四半期ぶりに8兆ウォン台を回復しましたが、第3四半期は、前の四半期に比べて4.2%減少し、7兆ウォン台にとどまりました。
しかし、市場予想に比べると3000億ウォン以上多いもので、最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」のリコールにより1兆ウォン前後の損失が発生したものの、半導体とディスプレー事業の収益増大により損失を補ったと分析されています。
一方、第3四半期の売上高は49兆ウォンで、去年の同じ期間に比べて5.2%、前の四半期に比べて3.8%、それぞれ減少する見通しだということです。