製造業の就業者数が、2か月連続で1万人以下の増加に止まり、2009年以来もっとも低い水準となっていることがわかりました。
雇用労働部によりますと、9月の就業者数は1258万9000人で、1年前に比べて2.5%の増加に止まり、なかでも、製造業の就業者数は7000人の増加と、8月に続いて、2か月連続で1万人以下の増加に止まりました。
製造業の就業者数が1万人以下の増加に止まったのは、2008年の世界金融危機の影響を受けた2009年11月以来です。
さらに、飛行機や船舶、鉄道などを製造する「運輸装備製造業」の就業者数は、ことしに入って初めて減少に転じており、9月の就業者数は去年の同じ時期に比べて2万4000人減少しているということです。
これについて専門家は、造船業の経営不振の影響で雇用状況が悪化しているとみられると説明しています。