朴槿恵(パク・クネ)大統領は12日、韓国を公式訪問中のコスタリカのルイス・ソリス大統領と会談しました。
会談で両首脳は、両国関係を「友好協力関係」から「包括的協力パートナー関係」に格上げすることで合意しました。
また電子政府、保健医療、創造経済など高付加価値分野での協力強化策について話し合ったあと、科学技術分野など7件のMOU=了解覚書を交わしました。
さらに、去年6月から進めている韓国とコスタリカなどの中米6か国とのFTA=自由貿易協定の早期締結にむけて互いに努力することで一致しました。
朴大統領は、北韓の5回目の核実験直後、コスタリカが中南米の国々のなかでもっとも早く北韓を糾弾する声明を発表したことに感謝の意を表し、これに対してソリス大統領は、北韓の非核化に向けて連携を強化する姿勢を示しました。