韓国西海の白翎島(ペクリョンド)と済州(チェジュ)島付近で違法操業をしていた中国漁船4隻が、相次いでだ捕されました。
海洋警察によりますと、12日、白翎島付近で、中国漁船2隻が特定禁止区域を2.2キロ侵犯し、違法操業をしていた疑いでだ捕されました。
また、済州島付近でも、中国漁船2隻が韓国側の海域で、数千キロに上る漁獲量を数百キロと縮小して記載したとして違法操業の疑いでだ捕されました。
海洋警察が暴力的に抵抗する中国漁船に対して強力な対応をする方針を明らかにした直後でしたが、中国漁船の抵抗がなかったため、衝突はありませんでした。
一方、国民安全処は、海上警備の中国漁船の違法操業に対する対応マニュアルを早期に作成することにしました。
また海洋警察は13日、中国漁船の取り締まりを想定した海上訓練を実施しています。