50歳以上の中高年層の雇用率が、去年はこれまででもっとも高い55.3%となったことがわかりました。
雇用労働部によりますと、去年の中高年層の就業者の数は965万4000人で、就業者全体の37.2%を占め、雇用率は55.3%と、これまででもっとも高くなりました。
一方、中高年層の就業者のうち、現在の職場での勤務期間が5年以下の人が全体の58%を占めていますが、時給は平均で1万1678ウォンで、勤務期間が10年以上の人の2万6762ウォンの半分以下になっているということです。
これについて雇用労働部は、「50歳以上の中高年層の就業者の数は増加しているものの、時給や労働時間などの雇用の質を向上させる必要があるものとみられる。老後の生活資金を必要としている中高年層の労働者のための雇用対策が急がれる」と指摘しています。