マレーシアのアメリカ大使を務めていた韓国系のジョセフ・ユン氏が、新任の北韓担当特別代表として活動していることが分かりました。
韓国のアメリカ大使館が、18日、公式ツイッター上で明らかにしたもので、「ジョセフ・ユン氏が、新任の北韓担当特別代表および韓国・日本担当副次官補としてワシントンに復帰した。これからの活躍を期待している」と紹介しています。
ユン氏は、1985年から外交官として活躍し、韓国、タイ、フランス、インドネシア、香港などで勤務したアジア専門家で、東アジア・太平洋担当の次官補代理を務めた後、2013年にマレーシア大使に就任。これからは、アメリカ国務省の北韓担当特別代表として、アメリカの6か国協議首席代表となり、韓国、日本など関係国とともに北韓への対応策を模索することになります。
ユン特別代表は現地時間の今月19日にアメリカ・ワシントンで開かれる韓米外交・国防長官会議に出席し、6か国協議の韓国首席代表を務める外交部の金烘均（キム・ホンギュン）韓半島平和交渉本部長と顔合わせする予定です。