中国主導で設立されたAIIB＝アジアインフラ投資銀行が、19日、世界金融の専門家たちが参加する国際諮問委員会の初会合を北京で開催します。
企画財政部が18日、明らかにしました。
韓国からは、元経済副総理の玄旿錫（ヒョン・オソク）氏が参加します。
先月、AIIBの国際諮問委員に選ばれた玄旿錫氏は2014年7月まで朴槿恵（パク・クネ）政権の初代経済副総理兼企画財政部長官を務めたあと、外交部傘下の国立外交院で碩座教授として活動してきました。
AIIB国際諮問委員会は、AIIB加盟国または非加盟国出身の世界金融専門家およそ10人で構成され、AIIBの戦略や課題などについて提言することになります。任期は２年です。
今回の初会合では、世界経済の不確実性が大きくなっている中でのAIIBの役割と、持続可能な経済成長を成し遂げるためのグリーンインフラ投資方法、そして、インフラ市場での民間投資の拡大などについて議論します。