「ストレートネック」、いわゆる「スマホ首」になっている人の61.5%が10代から30代の若者であることがわかりました。
「スマホ首」は、スマートフォンやノートパソコンの使いすぎで、頭を下に傾けて首を屈曲している姿勢を長期間繰り返し行うことによって、本来なら緩やかなカーブを描くべき頚椎がまっすぐになってしまう現象で、首こりや肩こりなど様々な症状が体に起こってきます。
保険審査評価院が19日、発表したところによりますと、スマホ首と診断された人は、2011年に606人だったものが去年は1134人と、2倍近くに増えたということです。
また症状が現れてもすぐに診療を受けず、頚椎椎間板ヘルニアなどに症状が悪化してから病院を訪れる傾向が強いということです。
年齢別に見ますと、去年、「スマホ首」になった人の61.5%は、10代から30代の若者で、スマートフォンやタブレットPCなどを長期間使用する若者を中心に「スマホ首」が増えていました。
予防するためには、ストレッチをまめにし、筋肉の緊張をほぐすことが大事です。