オーストラリア首都特別地域の自治議会選挙で、韓国系オーストラリア人が初めて当選しました。
現地のメディアが20日、明らかにしたところによりますと、現地時間の今月15日に行われたオーストラリア首都特別地域の自治議会選挙で、オーストラリア自由党候補として出馬した韓国系オーストラリア人のエリザベス・リー氏の当選が確定したということです。
オーストラリア首都特別地域は、首都キャンベラを含む特別地域で、人口およそ50万人の地域です。この地域でアジア系が当選するのは今回が初めてだということです。
リー氏は、2012年同選挙区の議会選挙と2013年オーストラリア連邦議会下院選挙に出馬して落選していますが、3回目の挑戦での当選です。
リー氏は1986年、7歳の時に両親とともにオーストラリアに渡り、オーストラリア国立大学法学科を卒業したあと、政府と民間部門で弁護士として活動していました。