韓国・太平洋島しょ国ハイレベル会議が、25日、プサンで開かれ、北韓の核やミサイルの開発を批判する議長声明が初めて採択されました。
声明で、参加した国々は、北韓がことし行った4回目と5回目の核実験や、相次ぐ弾道ミサイルの発射について、「北韓の核やミサイルの開発が域内の平和と安定に深刻な脅威となっている」と指摘しました。
また国連安全保障理事会決議第2270号への支持を表明しました。
韓国・太平洋島しょ国の協議体は、フィジーやマーシャル諸島など太平洋地域の島しょ国との交流を深めるために、2011年から定例の会議として開催されていて、ハイレベル会議にはオーストラリアやニュージーランドも参加しています。