ことし1月から9月までの間、韓国のトップ30の大企業のうち、13社の営業利益が去年の同じ期間に比べて減少していることがわかりました。
大企業情報専門サイトの「財閥ドットコム」によりますと、ことし1月から9月までの間、銀行など金融会社を除いた韓国のトップ30の大企業のうち、営業利益が減少したのは13社に上りました。
また、15社の売上げが、去年の同じ期間に比べて減少しているということです。
具体的には、三星電子の営業利益が去年の同じ期間に比べて1.2%減少して20兆199億ウォンになったほか、現代自動車の営業利益は13.8%減少して4兆1723億ウォンになりました。
一方、造船業の現代重工業は売上げが17.4%減少したものの、営業利益は120億ウォンになって黒字に転じました。
これについて「財閥ドットコム」は、「電子や自動車、鉄鉱などの企業の営業利益は減少しているものの、造船会社は最近の経営不振の影響で大幅な構造改革に乗り出しているため、黒字となっているものとみられる」と分析しています。