読書量が、学年が高くなるほど、大きく減ることがわかりました。
釜山教育研究情報院がことし7月に釜山市内の小学4年生、中学1年生、高校1年生、合わせて9000人あまりを対象にアンケート調査を行って、31日、結果を発表したところによりますと、1か月に本を2冊以上読むと答えた人の割合は、小学生は93.5%だったのに対して、中学生は71.8%、高校生は43.5%にとどまりました。
また1か月に本を8冊以上読むと答えた人は、小学生が57.7%だったのに対して、中学生が11.7%、高校生が2.1%でした。
読書の理由としては、すべての学年で、「新たな知識や情報を得るために」、「本を読むのが楽しくて」が多く挙げられましたが、学年が高くなるほど、「進学や進路の選択に役立つため」、「心の慰めと安らぎを得るため」と答える割合が高くなっていました。