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経済

米国産牛肉の輸入量 8年ぶりに豪州産抜いて1位に

Write: 2016-11-01 14:38:28Update: 2016-11-01 14:38:28

米国産牛肉の輸入量 8年ぶりに豪州産抜いて1位に

アメリカ産牛肉の輸入量が、8年ぶりにオーストラリア産を抜いて1位になりました。
アメリカ食肉輸出連合会が発表したところによりますと、ことし1月から先月20日までのアメリカ産牛肉の輸入量は、1万551トンで、オーストラリア産を2100トンあまり上回ったということです。
アメリカ産牛肉の輸入量がオーストラリア産を上回ったのは、およそ8年ぶりです。
アメリカ産牛肉は、2001年に輸入が自由化されて以降、輸入量で1位となっていましたが、2003年にアメリカ国内でBSE=牛海綿状脳症の感染牛が見つかったことで、輸入禁止となりました。
その後、韓国では、輸入再開をめぐる政府の交渉に反対するロウソク・デモが続きましたが、2008年に輸入が再開されています。
アメリカ産牛肉の輸入量が増えているのは、韓牛の価格が高騰し、家庭や焼肉店などでのアメリカ産牛肉の需要が増えたのに加え、アメリカ産牛肉に対する考え方に変化があらわれたためと見られています。

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