9月29日から10月31日まで行われた、韓国の大規模ショッピング・観光イベント「コリア・セール・フェスタ」に参加した免税店の売上げが大幅に伸びたことがわかりました。
関税庁が3日にまとめたところによりますと、「コリア・セール・フェスタ」に参加した免税店29店の売り上げは、合わせて1兆555億ウォンで、去年行われた「コリア・グランドセール」と「コリア・ブラックフライデー」の期間に比べて23％以上増えました。
イベント期間中に免税店で商品を購入した人は、353万9000人で、去年に比べて35％以上増えています。
売上の79％は外国人によるものでした。
最も売れた商品は化粧品で、次いでバッグ類、時計類の順となっています。
関税庁は、「全般的な景気低迷にもかかわらず、免税店がデパートやコンビニなどほかの小売店を大きく上回る実績をあげ、内需活性化に寄与している」と説明しています。
今年の「コリア・セール・フェスタ」は、去年行われた「コリア・グランドセール」と「コリア・ブラックフライデー」のイベントを拡大したもので、小売店だけでなく、メーカーが参加することによって、割引の幅や品目を大幅に拡大しています。