造船会社の経営不振の影響で、賃金が未払いになっている労働者の数は9028人で、未払い額は400億ウォンに上ることがわかりました。
釜山(プサン)地方雇用労働庁によりますと、ことし1月から9月までの9か月間、造船所のある韓国南部の慶尚南道(キョンサンナムド)地域で未払い賃金を請求する届出を出している労働者の数は合わせて9028人で、去年の同じ期間に比べておよそ2倍増加しました。
また、未払い賃金の金額は合わせて400億ウォンに上り、去年の同じ期間に比べて2.4倍増加しているということです。
これについて専門家は、造船会社の受注量が大幅に減少した影響で経営難に陥ったり、倒産したりする請負会社が増加しており、賃金が未払いの状態となっている労働者が増えていると説明しています。