ことし7月から9月までの第3四半期に、韓国国民が海外旅行で支出した金額は合わせて65億9500万ドルに上り、四半期ベースで最高額を記録しました。
韓国銀行によりますと、ことし7月から9月までの第3四半期に、韓国国民が旅行や出張などで海外に滞在し、宿泊や飲食、買い物などに支出した金額は、前の四半期より21.7%多い65億9500万ドルで、海外旅行で支出された金額が、四半期ベースで60億ドルを超えたのは初めてです。
また、韓国観光公社によりますと、ことし第3四半期に海外に出かけた韓国国民の数は、前の第2四半期より19.4%多い605万4833人で、1人当たりの支出額はおよそ1089ドルでした。
これについて専門家は、「ことしは旧暦のお盆・秋夕(チュソク)の連休が例年に比べて長かったことや、格安航空券の販売増加などの影響で海外に出かける人が増えたため、海外で支出する金額が増加したものとみられる」と説明しています。