テレビやPC、ノートPCのモニター、タブレットPCなどに使われる大型LCD市場で、LGディスプレイが、7年連続で出荷量ベースでのトップシェアを記録しました。
アメリカの市場調査会社「HIS」がまとめたところによりますと、LGディスプレイはことし7月から9月期に、およそ4008万台を出荷し、大型LCD市場で22.1%でトップシェアになったということです。
LGディスプレイは、2009年の10月~12月期以来7年連続で1位となっています。
2位は、中国のBOE、3位は台湾のイノルックス、4位は台湾のAUOで、三星ディスプレイは5位でした。
LGディスプレイは売り上げベースでも、42億3000万ドルで、28.2%を占め、1位でした。
2位は三星ディスプレイ、3位はAUO、4位はイノルックス、5位はBOEでした。
売り上げベースで順位が変わったのは、中国メーカーが主に小さくて性能の低い、汎用、低価格製品を出しているためとみられます。