日本のセンター試験にあたる大学入学のための修学能力試験が全国で一斉に行われる17日、ソウル市は、地下鉄を増便し、バスの運行間隔を短縮することにしています。
まず、地下鉄は、出勤時間に合わせて便数を多くしている時間帯を、通常の午前7~9時から、午前6~10時に2時間拡大することにしています。
また、市内バスやマウルバスも午前6時~8時10分の間、運行間隔を短くします。
さらに、登校時間帯の混雑を防ぐために、市をはじめとする自治体、公社などでは職員の出勤時間を通常より1時間遅い午前10時とします。
ソウル市は、「試験日には試験場から200メートル以内では車の進入が制限される」としたうえで「なるべく公共交通手段を利用していただきたい」と呼びかけています。