銀行口座の残高や入出金明細などの口座情報を照会するとき、利用者の80%がインターネットバンキングを利用していることが分かりました。80%を超えたのは初めてです。入出金や口座振込みの取引でのインターネットバンキングの利用率も過去最高記録を更新しました。
韓国銀行が16日に発表した「2016年第3四半期の国内インターネットバンキングサービス利用現況」によりますと、この期間中、口座情報照会サービスで、インターネットバンキングを利用した人の割合は、モバイルバンキングの普及などの影響で80.4%となり、初めて80%を上回りました。
また、入出金と口座振込みの取引でインターネットバンキングを利用した人の割合は42.7%で、これまでの最高記録を更新しています。
韓国銀行金融決済局の関係者は、「モバイルバンキングの利用者が急速に増加している」としながら「今期は照会と取引の両方でインターネットバンキングの利用率が過去最高値を記録したのが特徴」と説明しています。
モバイルバンキングを含むインターネットバンキングサービスへの登録者数は、9月末現在1億2072万人で、6月末に比べ1.4%（165万人増）増えました。特にスマートフォンで利用できるモバイルバンキングへの登録者数は7203万人で、スマートフォンバンキングの利用者数が7000万人を超えたのは今回が初めてです。