朴槿恵(パク・クネ)大統領が内政と外交全般に本格的に復帰する動きをみせています。
朴大統領は17日、金鍾(キム・ジョン)氏の辞任で空席になっていた文化体育観光部第2次官に、文化体育観光部国民疎通室長を務めるユ・ドンフン氏(57)を指名しました。16日に行った外交部第2次官の人事に続き、2日連続で政府高官人事を行ったものです。
また朴大統領は、今月22日に大統領府青瓦台で閣議を主宰する方向で調整を進めているもようです。
さらに、来月東京で開催される方向で調整が進んでいる韓日中首脳会議への出席を検討しているなど、外交日程も再び動き出そうとしています。
こうした動きは、野党や国民からの退陣の要求を拒否し、国政運営に復帰する意志を示すものと受け止められています。
朴大統領は18日、青瓦台で大使の信任状授与式と新任政務職任命状授与式を行います。朴大統領の公式日程再開は8日ぶりです。