朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める週末の大規模集会が4週連続となり、19日はソウルだけでなく全国各地で合わせておよそ100万人以上が参加する見通しです。
先週は、ソウル中心部で1987年の民主化以降では最大規模となる主催者発表でおよそ100万人が全国各地から集まって集会を開きました。
当初、19日は小規模集会になるのではとみられていましたが、朴大統領が検察の事情聴取を拒み、政府高官の人事や、国民の理解を得ないまま韓日軍事情報保護協定締結に向けた仮署名などを指示したことがわかり、ソウルをはじめ、釜山、大邱、光州など全国100の都市で大規模抗議集会が開かれることになったものです。
集会には、17日の大学修学能力試験を終えた生徒たちが大勢参加するとみられます。
朴大統領の地盤の大邱でも午後5時から70あまりの市民団体が集会を開いた後、参加者らはろうそくを手に市内を練り歩くことにしています。