各国の特許出願件数で、中国が5年連続で1位となりました。
WIPO=世界知的所有権機関が23日公表した2015年の世界知的所有権統計によりますと、各国の特許出願件数で、中国は110万1864件で、5年連続で1位となりました。
年間出願件数が100万件を超えたのは、中国が初めてです。
2位はアメリカで58万9410件、3位は日本で31万8721件となっています。
韓国は21万3694件で4位でした。
世界全体の出願数は288万8800件で、前の年に比べて7.8%増えています。
経済力や人口を反映したGDP=国内総生産1000億ドル当たりの特許出願件数は、韓国が9610件で1位で、次いで、日本、中国、ドイツの順となっています。
WIPOは、「特許出願件数の増加は、知的財産権に対する関心が高まっていることを意味している。コンピューター関連技術や電子・機械、デジタル通信分野での特許出願件数が増えている」と説明しています。